国際バカロレア (International Baccalaureate)取得と大学進学

2. 国際バカロレアの仕組み

大学入試を視野に入れた二年間のプログラム(日本でいう高校二年生の9月から翌々年の五月の試験まで)
選択教科にもよるが学術的な英語(Academic English)を求められ当然授業も全部英語なので最低でも事前に一年間は留学しておくことをおすすめしたい。

6つの教科が各7段階評価、あと他の課題で最大3点が入る→45点満点

評価の方法は、五月の試験の結果(External Assessment)と事前に提出した課題(Internal Assessment)の評価の総合評価である。基本試験結果が80%、課題は20%である。
最終得点が24点以上、加えて課題論文、知の理論、課外活動を完了した生徒にのみ国際バカロレアが付与される。しかし、この基準を満たさずとも各教科ごとに修了書が発行されるので進学にはそれも利用できる。

教科は6つのグループに分けられている

各教科にはスタンダードレベル(SL)とハイレベル(HL)があり、その名の通りハイレベルを選択するとよりたくさんの事柄を学習する必要がある。最低でも3教科でハイレベルを取ることが必要。

Group 1:  Studies in Language and Literature

いわゆる「A Language」。得意な言語で文学や実生活における言語の使われ方などを学習する。日本語を取ることも可能だが、(自信があれば)英語を選択することもできる。しかし日本語を取る場合、スイスの学校には日本語の先生がいないので自習(Self Taught)という形になる。自習と言っても完全に丸投げされる訳ではなく、課題提出や試験監督は現地の先生。日本語の先生とはスカイプやメールでやりとりをしてカリキュラムを進めていく。現地の先生が監督してくれるとはいえ、自主性が重要になってくるので、選択するときは自分に厳しく!(管理が緩めなことにつけ込んでダラダラしてた結果最後にしわ寄せが来て大変なことになってた生徒達が私の周りにもちらほら。。。)

英語には2種類ある。

  • English A Language and Literature(言語と文学)
  • English A Literature(文学)

Language and Literature の方は文学と新聞や広告など世間で使われている言葉などをメインに学習する。
Literature は文学のみの学習。詩も学習する。こう書くと Language and Literature の方が大変そうだが Literature の方が一般的には大変である。そのため、Literature のクラスは比較的小さく、真面目な生徒が多い。あと Literature の方が大学からの評価も高い。

Group 2:  Language Acquisition

いわゆる「B Language」。第一外国語であり、Group1で日本語を選択した場合英語(English B)を選択しなければいけない。私は選択していないが、English B は割合簡単らしい。
このセクションでは「ab initio」と呼ばれる初心者向けの言語を選択することもできる。それこそ数の言い方レベルからである。ab initio はスタンダードレベルのみである。

Group 3:  Individuals and Societies

社会科学。歴史、経済、ビジネスなど。カリキュラムは日本とだいぶ違う。

Group 4:  Experimental Sciences

自然科学。物理学、化学、生物など。こちらも、カリキュラムは日本とだいぶ違う。

Group 5:  Mathematics

数学。これは3つのレベルに分かれている(ハイレベル、スタンダードレベル、スタディーズ)。どのレベルを取る必要があるかは大学で何を勉強したいかによる。

Group 6:  The Arts

芸術。音楽、美術など。美術史や音楽史を学ぶ必要はなく、自分のアイデアを作品を通じて表現する事が重要。

以上の教科グループから一つずつ選択する必要がある。ただし、Group 3または Group4から2教科選択した場合、Group6は選択しなくてよい。

体験者プロフィール
Minami Kotani

小谷 みなみ
Minami Kotani

2017年国際バカロレア取得
Lyceum Alpinum Zuoz卒業
University College London 在学中

スイス留学 お客様の声:インタビュー

コンサルタントの紹介

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スイス留学なら実績のFES | 幼稚園 小学生 中学生 高校生

河野 瑠衣

スイス専任コンサルタント
(スイス在住)

スイスの教育環境に関心を寄せていた両親と祖父の意向を受け、13歳(中学2年生)で単独渡欧。サマーキャンプモンタナをはじめ、芸術家の集うモントルーに建つ、当時女子校であったSt. George's Schoolに編入。スイスで最初に設立されたパブリック・スクール(イギリス式名門私立校)の、伝統的且つ進取性に富む校風のもと、約2年を過ごす。
その後の1学年をスキップし、高校2年生に編入。編入先は、国際都市ジュネーブのCollege du Leman。各国から派遣される要人の子弟の為の教育機関として設立された背景を持つLeman校の、ワールドワイドな環境にて高校課程を2000年に修了。
大学進学もジュネーブに残りInternational University of Genevaに入学。経済BBAプログラムを専攻し、大学最終試験に含まれる研修を国連ジュネーブにて終える。
卒業後は、ジュネーブの現地企業にて金融業務に従事後、日本に帰国。
現在、FESスイス留学センターにて、ジュネーブを拠点としながら、スイス-日本を往復。人脈は各ボーディングスクールの代表・学校長をはじめ、現地金融機関、ホテル等と多岐にわたる。 経験者ならではの実体験に基づくコンサルティング・サポートと、欧州ベースならではのフットワークの軽い現地サポートを得意としております。


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五木田 美香

スイス専任コンサルタント
(東京在住)

スイス留学(College du Leman)をしていた兄の影響を受け、中学卒業後、ローザンヌに位置するBrillantmont International Schoolのサマースクール、アカデミックイヤーに入学。アメリカンディプロマの過程を取得し修了。卒業後は米国州立テンプル大学に入学。在学中にはスイス留学の経験を活かし、FESスイス留学センターのスイス専任コンサルタントとして2年間FESに在籍し卒業生ならではの経験や知識を元にお客様をサポート。大学卒業後はトムソン・ロイターを始めとするIT業界の営業・マーケティング職に6年間従事後、現在はFESスイス留学センターのスイス専任コンサルタントとしてFESに在籍中。