スイス留学なら実績のFES 幼稚園・小学生・中学生・高校生
Englishスイスへの正規留学をご検討中の皆様には、英語力の基礎を築き、学校カリキュラムへの適応を考慮し、できるだけ早い段階で留学を始めることをおすすめしております。ただし、高校生からの留学も決して不可能ではなく、実際に高校生から留学をスタートしている生徒様もいらっしゃいます。
本記事では、高校生からスイス留学を始める際のポイントについて解説し、保護者様や生徒様が最適な選択をするための有益な情報をお届けできれば幸いです。
スイスのボーディングスクールでは、授業が基本的に英語で行われます。そのため、多くの学校では、学年が上がるにつれて授業内容が高度化することを考慮し、遅くとも14歳までに留学を開始することを推奨しています。必要な英語力を早期に身につけることで、学業や日常生活にスムーズに適応しやすくなるためです。
特に、IB(国際バカロレア)カリキュラムなどでディプロマを取得する場合、一定の英語力が必須となります。14歳以降に留学を開始した場合、場合によってはディプロマの取得が難しくなる、あるいは学年を繰り返す可能性もあります。
一方で、高校生からスイス留学を始めることも十分可能です。実際、そのようなケースは珍しくありません。ただし、学校ごとに入学条件や必要な英語力が異なるため、事前にしっかりと調査し、最適な学校を選ぶことが重要です。短期間で英語力を高める集中プログラムを提供する学校もあるため、個々の状況に応じた選択が求められます。
ここでは、具体例として名門インターナショナルスクールであるセント・ジョージの必要な英語レベルについて、言語能力の国際基準であるCEFR基準[1]に基づいて解説します。
セントジョージは、スイス国内でIBの高いスコアを誇る名門インターナショナルスクールです。以下は各学年の必要な英語レベルの目安です。
簡単な日常会話や基本的な文章を理解・作成できるレベル
一般的なトピックについて理解し、意思疎通が可能なレベル
学術的な内容を理解し、表現できるレベル
Year 11では、原則としてB2レベルが必要ですが、学業成績が非常に優れている場合や課外活動で目立った実績がある場合、例外的にB1でも受け入れを検討することがあります。
注1)CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)基準は、言語の習熟度を測るための国際的な基準で、「A1(初心者)」から「C2(熟達者)」までの6段階に分かれています。
1. 自分の興味や学問的目標に合ったカリキュラム
スイスの学校では、多様な国際的カリキュラムが提供されています。自分の興味や関心に沿ったカリキュラムや科目を選択し、学びたい分野に焦点を当てることができます。個々の可能性を最大限に引き出せる環境が整っています。
2.低年齢留学と比較した高校生の精神的成熟と社会的スキル
高校生からの留学は、低年齢での留学に比べて、年齢的にも自律心が強く、留学生活で直面するさまざまな課題に柔軟かつ迅速に対応できる傾向があります。さらに、高校生は人間関係を築く能力が発達しており、学校のコミュニティに自然に溶け込むことができます。ボーディングスクールでの世界中から集まる生徒との生活を通じて、異なる価値観を理解し、責任感やチームワークの重要性をより深く学ぶことができます。
1. 学業の難易度への適応
高校生になると、学習内容がより専門的になるため、特にIBやA-Levelといった高度なプログラムに途中から参加する場合、ハードルが高く感じることがあります。英語力が十分でない場合、授業についていくのが難しくなる可能性があり、場合によってはディプロマの取得が難しくなる、あるいは学年を繰り返す選択を考慮する必要が出てくることもあります。
2. 言語の壁
英語力が十分でない場合、基本的に授業は全て英語で行われるため、授業を理解するのが難しくなります。ほとんどの学校でEAL(英語を第二言語とする学生向けサポート)プログラムが用意されていますが、英語力の向上と同時に学業をこなすことは、非常に大きな挑戦となります。特に、高校生のカリキュラム内容は専門的で難しくなっていく為、科目の勉強と同時に言語面での努力が不可欠です。
スイスでは、基本的に1年間だけの留学を受け入れている学校は少ないですが、学年の空き状況によっては受け入れ可能な場合もあります。
例えば、ラ・ガレン・インターナショナルスクールでは、インテグレーションプログラムという体験プログラムを提供しており、5歳から16歳の生徒を対象に、2週間から参加できます。このプログラムは学校が開いている期間中、いつでも参加でき、普段通っている生徒と一緒に授業を受けることができるため、学校の雰囲気をよく知ることができます。
また、スルヴァル・モントルーには、スイス・ギャップ・エクスペリエンスというプログラムがあり、16歳から19歳の生徒を対象に、9月だけでなく、1月や4月にも参加を受け入れています。これは主に、学校と大学の間のギャップイヤー[2]を提供するプログラムです。フランス語または英語の言語レッスンに参加し、スイスの豊かな歴史、文化、グルメ、スポーツ遺産を学べる文化プログラムに浸ることができます。また、美しいアルプスの風景やウィンタースポーツを楽しむこともでき、スイスならではの素晴らしい体験を通じて充実した時間を過ごせます。
もし、特定の期間だけ留学を希望される場合は、FESが最適な学校選びをサポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
注2)ギャップイヤーとは、大学進学を一時的に休止し、自己成長や新たな経験を積むための特別な期間を指します。一般的に期間は1年間で、大学入学後に休学して取ることもあれば、大学卒業後の就職前に取得することもあります。
スイスの多くの入学担当者は、スイスでの留学を検討される場合、遅くとも14歳までに開始することを推奨しています。高校生から留学を始めることも可能ですが、授業内容を理解するための英語力の習得やカリキュラムへの適応を考慮すると、早めに留学を始め、基礎をしっかり築いておくことが重要です。
例えば、IB(国際バカロレア)カリキュラムにおいて、ディプロマ取得を目指す場合、11歳から始まるMYP(Middle Years Programme)が、DP(Diploma Programme)取得に向けた準備を有利に進めるための重要なステップとなります。
IBプログラムは、主にPYP(Primary Years Programme)(3歳から12歳)、MYP(Middle Years Programme)(11歳から16歳)、そしてDP(Diploma Programme)(16歳から19歳)という3つの段階で構成されています。※CP(Career-related Programme)もあります。
MYPは11歳から16歳を対象としたプログラムです。5年のプログラム期間にわたって8教科に取り組みます。MYPを修了した生徒はDP取得に向けた準備が備わっています。
16歳から19歳を対象としたカリキュラムです。6つのグループ(教科)及び「コア」と呼ばれる3つの必修要件から構成されています。所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能です。
学校によっては、IBDPに進む前段階として、IBDPへのスムーズな移行を目指してIGCSEカリキュラムを導入しています。
また、スイスには、低年齢から留学を開始できる学校が多数存在しています。
英語を母国語としていない低年齢の生徒の受け入れに慣れている学校で、語学面、生活面ともに非常に手厚いサポートが受けられます。早期留学を通じて、英語力の基礎をしっかりと築き、さらに高度なカリキュラムへの適応力を高めることができます。
FESは、スイス留学に向けた学校選びから留学前の準備、そして留学中のサポートに至るまで、お子様の留学生活を全面的にサポートいたします。スイス現地にもスタッフが常駐しており、細やかなサポートを提供しています。お子様が新しい環境で輝くために、ぜひ私たちのサポートをお役立てください。
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